石材Q&A

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  • Q1. 墓石に使う石はどのようなものが良いですか?

    A1. 硬質で風化に強いということが良い墓石の条件です。最も多く用いられるのは御影石(みかげいし)と呼ばれる花崗岩(かこうがん)です。安山岩、閃緑岩なども多く用いられます。

  • Q2. 墓石のかたちにはどんなものがありますか?

    A2. お墓の形には、和型(角石塔型)、洋型と塔型と呼ばれる宝きょう印塔・五輪塔・宝塔など様々な型があります。型は土地柄や宗教上の理由によってそれぞれちがってきます。

  • Q3. 法要日と年忌(法事)はどうなっていますか。

    A3. 亡くなられてから七日ごとの中陰供養と百カ日が法要日です。
    百カ日の法要のあとは、祥月命日やお盆、お彼岸に、常日頃よりていねいなお供養をします。ご法事は、一周忌、三回忌、七回忌と、ふつうは五十回忌までつとめます。

  • Q4. お骨は葬式後、いつお墓に納めたら良いでしょう。

    A4. 百カ日のおつとめをして、その後、お寺さまにご同道願ってご納骨されるのが一般的です。地方による習慣もありますから、あなたのお家の菩提寺のご住職とご相談くだされば結構です。

  • Q5. お墓ができるまで、お骨をどのように安置すればよいでしょうか。

    A5. もちろんご自宅のお仏壇に安置しても結構です。また、お寺さんや霊園にある納骨堂に安置してもらうこともできますが、それぞれに期間の定めがあります。詳しいことは、貴家菩提寺にお問い合わせください。

  • Q6. 遺骨は骨つぼに入れてお墓に納めなければならないのでしょうか。

    A6. 仏教の本来から言えば、人の肉体は土にかえるわけですから、骨つぼから出して納めてくださって結構です。お墓の納骨所(カロート)は広さに限度がありますから、永くつづいたお墓の場合、骨つぼから出して埋葬なさるのがよいでしょう。
    骨つぼに入れて埋葬するという習慣は、遺骨を不浄なものとする神道の考え方が仏教のなかに入って生まれたものです。どなたのお骨かが後になっても分るという点では、骨つぼに入れて埋葬するのも意味があります。

  • Q7. ウルウ年にはお墓を建ててはいけないとか聞きますが、本当でしょうか。

    A7. 昔は旧暦、太陰暦で、月の動きを暦の基準にしていました。そのため、何年かに一度、約三十日(一ヵ月)のウルウを設けて、一年を十三カ月にして調節したのです。そのころは武士などの給金はほとんど年額で支払われていましたから、ウルウ年は同じ年額給金で一ヵ月多く生活しなければなりませんでした。このため、藩主は家臣に余分な出費を極力おさえるようにさせました。お墓やお仏壇を新調することを見合わせるようにと禁止令を出した大名もあったようです。
    この制約は、やがてもとの意味が忘れられ、形式だけが残されて「ウルウ年に墓や仏壇を新調すると悪いことが起こる」などと、まことしなやかに伝えられてきたのです。しかし、現在は太陽暦で、ウルウ年は一日多いだけです。一日の生活費を節約するためだけでお墓の新調を見合わすことはないと思われます。

  • Q8. 宗派・宗旨によって、お墓のおまつりの仕方に違いがあるのでしょうか。

    A8. 厳密には、違いがあるわけではありません。よくお分りにならない場合は、貴家菩提寺のご住職におたずねになるとよいでしょう。

  • Q9. お墓を建てる時期は決まっているのでしょうか。

    A9. 結論としては「思い立った日が吉日」で、お墓を建て、ご先祖がやすらぐ場を供して、親孝行をする気持ちがあればいつでもかまいません。
    なにかのけじめがあるとよいという場合には、ご親類やご家族が一堂にあつまるどなたかのご法事のときとか、お彼岸やお盆の時期を選ばれるのがよいでしょう。

  • Q10. 生前に自分の石碑を建ててもよいのでしょうか。

    A10. はい。それは寿陵墓といって、奉建したほうが落ち着いて暮らせるので、幸いが訪れるといわれています。寿陵墓を最初に建てられたのは、聖徳太子さまです。以来、その例は現在にいたるまで数多くみられます。

  • Q11. 墓地を購入した場合には、宅地などとちがって、個人の所有地にはならないといいますが、どういうことなのですか。

    A11. 墓地を購入する場合、土地を購入するのではありません。一族が永代にわたってその墓地を使用できる権利=永代使用権を得るわけです。
    もちろん、その使用権は次の代へ受けつぐことができると民法で決まっていますから、受けつぐ人が名義変更をすればこと足りるわけです。代が変わった場合に、そのお墓を継承する人を明確にしておくことが必要です。

  • Q12. 石碑はどの程度のものを求めればよいのでしょうか。

    A12. 永くつづくものですから、極端に安価なものはあまりおすすめできませんが、そのときのご予算に合わせてお選びになるのが基本です。目安とすれば、実用品クラスの上位ランクの石をお考えになるとよいでしょう。

  • Q13. 石碑の材質はどんなものがありますか。

    A13. 石碑に使用されている石材は、みかげ石といわれる花こう岩です。花こう岩は、長石・石英・雲母などの成分でできていますが、その成分の混合の多少によって石の色がかわります。白みかげ、青みかげ、黒みかげといった種類とか、みた目の美しさなどで価格も変わってきます。

  • Q14. お墓の建立者は、連名にしてもよいのでしょうか。

    A14. はい。自分たちを育み、今の幸せを願ってくれているご先祖に孝行するお墓の建立に協同であたるのですから、みなさんのお名前を刻むのになんら差し支えありません。

  • Q15. お墓の仏石正面に刻む文字は何が正しいのでしょうか。

    A15. 宗派によって違います。「○○家の墓」とか「○○家先祖代々の墓」という文字が一般的になっていますが、各宗派の題目、経文、名号などを刻むのが本来のかたちです。お寺さんと事前にご相談ください。

  • Q16. 仏石に刻む文字の書体は決まっていますか。

    A16. 決まりはありません。ご自身がよいとお考えになる書体になされば結構です。自筆の文字でも、原稿をお書きになればできます。基本的には、楷書、行書、草書などが使われています。石に彫る場合、彫り方をよくこころえている専門の書家に依頼されると、いろいろな点でより良いと思われます。

  • Q17. 郷里から遠い地に新居をかまえているので、近くにお墓を建てたいのですが、どうすればよいでしょう。

    A17. 改葬、分骨という方法をとります。「分骨すると、何かある」かのように言われることがありますが、分骨は古来よりあるケースですし、偉い方の場合、分骨してさまざまな地でお墓を建てておまつりを特別に行っています。お供養がきちんとできるのであれば、こだわることはないでしょう。
    そもそも分骨のはじまりは、お釈迦さまのご遺骨がお弟子たちによって八大王国に分けて埋葬されたことからだといわれます。
    ただ、分骨、改葬には「改葬許可証」がいります。ご遺骨を葬っている地域の市町村役場で発行されますので、お問い合わせください。また、法律上の手続き以外にたいせつなことは、いままでのお墓の「み魂抜き」の法要をお寺さんにしていただくことです。そして、新しいお墓に納骨するときには、開眼法要をいとなみます。

  • Q18. 子供がいないのですが、お墓はどうなるのでしょう。

    A18. 永代供養墓をお申し込みになれば安心です。お供養と管理は極楽寺がお引受けします。

  • Q19. 長女なのですが、先祖のお墓には入れないのでしょうか。

    A19. ご結婚なさっている場合はやはり嫁ぎ先のお墓に入るのが本筋です。結婚なさらなかった方は、ご先祖のお墓に入るか、お寺さんに永代供養をお願いして、永代供養墓になさるとよいでしょう。

  • Q20. 二男なのですが、先祖のお墓に入れますか。

    A20. 結婚しておられる場合には、ご先祖のお骨を分骨していただくか、墳墓の土をいただいてきて、新しいご自分の家のお墓を建てるのが原則です。未婚の方は、この限りではありません。

  • Q21. 法要のお布施はいくらぐらい?

    A21. お布施というものは、本来、いくら、とは決まっていません。しかし、世間ではあまり小額のお布施を入れるわけにはいきませんので金額については地域や住職の位によって変わってきますので、石材店とか地域の方に問い合わせてみるのもよいでしょう。
    【参考に】
      御霊抜き  5千円〜1万円位
      開眼法要 1万円〜3万円位
                     が一般的です。

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